埋蔵文化財調査室の概要
紹介
埋蔵文化財調査室は、北九州市内の造成事業をはじめとする開発事業や再開発事業の際、 文化財保護法に基づく記録保存を実施するため、昭和53年7月に当財団に設立されました。
主な事業として埋蔵文化財の発掘調査、出土品の整理・研究、調査報告書の刊行、普及活動などを行っています。
令和5年度は小倉南区の石田遺跡第7地点や門司区の旧門司駅舎跡、小倉北区の魚町遺跡第3地点1区・2区など計6件の発掘調査を行いました。また小倉南区の能行遺跡第5地点や貫・裏ノ谷遺跡第2地点、八幡西区の末里遺跡など8冊の発掘調査報告書を刊行しました。
令和6年度は八幡西区の菅原神社遺跡10区、小倉南区の貫・裏ノ谷遺跡第2地点4区など市内各所で発掘調査が予定されています。
業務内容
- 埋蔵文化財の調査
遺跡の発掘調査と調査報告書の作成に関すること - 出土品の整理と収蔵
出土遺物・調査記録等の分類、整理・保存管理に関すること - 埋蔵文化財の研究
調査方法や調査技術の改善、出土遺物等の資料収集など、埋蔵文化財の研究に関すること - 埋蔵文化財の普及啓発
埋蔵文化財を広く市民一般へ公開すると共に北九州市の歴史や文化を普及するために行う展示、市民向けの講座、遺跡発掘報告会などに関すること
所在地
〒803-0816
北九州市小倉北区金田一丁目1番3号
北九州市立埋蔵文化財センター内